全般設定

GADMobileAds クラスは、Mobile Ads SDK によって収集される特定の情報を制御するための全般設定を提供します。

動画広告のボリューム コントロール

アプリに独自のボリューム コントロール(音楽や効果音のカスタム音量など)が備わっている場合、Google Mobile Ads SDK にアプリ ボリュームを開示すると、動画広告がアプリのボリューム設定を使用できるようになります。 これにより、期待している音量でユーザーに動画広告が配信されるようになります。

(音量ボタンや OS レベルの音量スライダーで制御される)端末のボリュームは、端末の音声出力の大きさを決定します。 ただし、音声の聞きやすさを改善するために、アプリは端末ボリュームとの相対的な音量レベルを独立的に調節できます。applicationVolume プロパティを設定して、相対的なアプリ ボリュームを Google Mobile Ads SDK に報告することができます。有効な広告ボリューム値の範囲は、0.0(無音)から 1.0(現在の端末音量)までです。次の例は、相対的なアプリ ボリュームを SDK に報告する方法を示しています。

- (void)viewDidLoad {
  [super viewDidLoad];
  // Set app volume to be half of the current device volume.
  GADMobileAds.applicationVolume = 0.5;
  ...
}

アプリ ボリュームがミュートになったことを Google Mobile Ads SDK に通知するには、applicationMuted プロパティを次のように設定します。

GADMobileAds.applicationMuted = YES;

アプリ ボリュームのミュートを解除すると、以前の設定レベルに戻ります。 デフォルトで、Google Mobile Ads SDK のアプリ ボリュームは 1(現在の端末音量)に設定されています。

オーディオ セッションを変更する

オーディオ セッションを使用すると、アプリの音声の動作に関する意図をシステムに伝えることができます。オーディオ セッションの詳細については、Apple の Audio Session プログラミング ガイドをご覧ください。 Google Mobile Ads SDK では、GADBannerViewGADInterstitial に対して、これらのタイプの広告でオーディオ セッションのカテゴリを条件付きで変更できるようにするデリゲート メソッドが用意されています。デフォルトでは、オーディオ セッションのカテゴリの変更は許可されています。デリゲート メソッドを実装して NO を返すと、SDK でオーディオ セッションのカテゴリを変更できなくなるため、動画広告では現在のオーディオ セッションの設定が使用されます。ad:shouldChangeAudioSessionToCategory: の実装を以下に示します。

- (BOOL)ad:(id)ad shouldChangeAudioSessionToCategory:(NSString *)audioSessionCategory {
  return YES;
}

アプリ内課金のレポート

アプリ内課金の収益の増大と、アプリで得られる合計収益の最大化を図るために、Mobile Ads SDK では、一般的なアプリ内課金(IAP)情報(アイテムの購入価格や通貨など)が自動的に収集されるようになりました。 このため、IAP コンバージョンを自分自身でトラックするための追加ロジックを実装する必要がなくなりました。 AdMob デベロッパーの方は、この機能の下で AdMob のスマートな収益化サービスを利用することをおすすめします。この IAP レポート設定は、アプリ内課金用の自社広告を出している場合は常に有効にする必要があります(現在、限定ベータ段階)。IAP 自社広告のコンバージョンのレポートを作成する際に必要なためです。

アプリ内課金レポートは、最新のSDK リリースではデフォルトで有効になっています。これは必要に応じて、disableAutomatedInAppPurchaseReporting メソッドを使用して無効にすることができます(上記のとおり、IAP 自社広告を出していない場合に限ります)。このメソッドを呼び出す最適なタイミングは、アプリの起動時です。

Objective-C

AppDelegate.m
- (BOOL)application:(UIApplication *)application
    didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions {
  [GADMobileAds disableAutomatedInAppPurchaseReporting];
  return YES;
}

Swift

AppDelegate.swift

func application(application: UIApplication,
    didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [NSObject: AnyObject]?) -> Bool {
  GADMobileAds.disableAutomatedInAppPurchaseReporting()
  return true
}

クラッシュ レポート

Mobile Ads SDK では、iOS アプリで発生する例外が検査され、SDK が原因かどうかが記録されます。 これらの例外は、今後のバージョンの SDK での例外を防止するために収集されます。

最新の SDK リリースでは、クラッシュ レポートは既定で有効になっています。 SDK 関連の情報を記録したくない場合は、disableSDKCrashReporting メソッドを呼び出してこの機能を無効にすることができます。 このメソッドを呼び出す最適なタイミングは、アプリの起動時です。

Objective-C

AppDelegate.m
- (BOOL)application:(UIApplication *)application
    didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions {
  [GADMobileAds disableSDKCrashReporting];
  return YES;
}

Swift

AppDelegate.swift

func application(application: UIApplication,
    didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [NSObject: AnyObject]?) -> Bool {
  GADMobileAds.disableSDKCrashReporting()
  return true
}

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