Firebase Predictions を使ってみる

Firebase Predictions を使用して、ユーザーの行動を予測できます。Firebase Remote Config と Notifications Composer では自動的に予測を利用できるようになっており、予測対象のユーザー グループの体験をカスタマイズできます。

このガイドでは、次の手順に沿ってアプリで Predictions を使用する方法について説明します。

  1. アナリティクス イベントとカスタム イベントをアプリに追加する
  2. アプリでアナリティクスのデータ共有を有効にする
  3. 予測を作成して評価する
  4. さまざまなリスク許容度の影響を確認する
  5. Remote Config で予測を使用する
  6. Notifications Composer で予測を使用する

アナリティクス イベントとカスタム イベントをアプリに追加する

Predictions を使用する前に、アプリにアナリティクスを追加し、予測するイベントを追加します。

このガイドでは、アプリで事前定義済みのチャーン予測や費用予測が使用されており、アプリにアナリティクスを追加したときに使用できる状態になっていることを前提としています。このガイドでは、アプリに別のアナリティクス イベントを追加する方法についても説明します。次のような他のユーザー行動も予測できます。

  • ゲームアプリでユーザーがアプリの仮想通貨を使用する。この予測を行う場合、アプリに spend_virtual_currency アナリティクス イベントを使用する必要があります。
  • ユーザーがアプリのコンテンツを共有する。このイベントは、ソーシャル メディアに統合されたゲーム以外のアプリで発生する可能性があります。この予測を行う場合、アプリで share アナリティクス イベントを使用する必要があります。

これらのイベントの詳細については、イベント: すべてのアプリをご覧ください。

iOS

  1. iOS 版アナリティクスのスタートガイドの手順に沿って、アプリにアナリティクスを追加します。

  2. 予測するイベント(spend_virtual_currencyshare)をアプリに追加します。詳細については、iOS 版アナリティクスのログイベント ガイドをご覧ください。アナリティクスの定数(kFIREventSpendVirtualCurrencykFIREventShare)を使用して、アプリでこれらのイベントを記録します。

Android

  1. Android 版アナリティクスのスタートガイドの手順に沿って、アプリにアナリティクスを追加します。

  2. 予測するイベント(spend_virtual_currencyshare)をアプリに追加します。詳細については、Android 版アナリティクスのログイベント ガイドをご覧ください。アナリティクスの定数(SPEND_VIRTUAL_CURRENCYSHARE)を使用して、アプリでこれらのイベントを記録します。

アプリでアナリティクスのデータ共有と Predictions を有効にする

  1. Firebase コンソールのナビゲーション バーで [settings] をクリックし、[プロジェクトの設定] を選択します。

  2. [プロジェクトの設定] ページで [データ プライバシー] タブをクリックし、[すべての Firebase 機能とアナリティクス データを共有します] 設定が有効であることを確認します。

    共有設定の詳細については、データ共有の管理をご覧ください。

  3. Firebase コンソールで [Predictions] セクションを開きます。Predictions の利用規約に同意していない場合は、同意してください。

データ共有を有効にし、利用規約に同意すると、プロジェクトで Predictions が有効になります。Firebase Predictions でデータ共有を無効にすることで、随時、予測を停止できます。

予測を作成して評価する

Predictions で使用しているアプリの種類にかかわらず、ユーザーがアプリを引き続き使用するかどうかを予測する必要があります。ユーザーが引き続きアプリを利用するかどうか(アプリやアプリ関連の通知メッセージを開くかどうかなど)を予測するには、チャーン予測を作成する必要があります。

追加する予測は、アプリの種類によって異なります。

  • 仮想通貨(アドベンチャー ゲームのゴールドピースなど)を使用するゲームアプリの場合、spend_virtual_currency アナリティクス イベントに基づく予測を追加する必要があります。
  • ソーシャル機能(SMS やソーシャル メディアを使用したニュースアプリの情報の共有など)を含むゲーム以外のアプリの場合、share アナリティクス イベントに基づく予測を追加する必要があります。

ユーザー数やアナリティクス イベントの数によっては、アプリユーザーからイベントの収集を開始してからわずか 1〜2 日後にこれらの予測を使用できるようになる場合もあります。

予測を作成する方法については、予測の作成をご覧ください。

さまざまなリスク許容度の影響を確認する

Remote Config と Notifications Composer で予測を使用してユーザーをターゲット設定する場合は、リスク許容度を設定して、精度の高さとターゲットとするユーザーの多さのトレードオフを調整する必要があります。精度を低くするとターゲットとするユーザーが多くなり、精度を高くするとターゲットとするユーザーが少なくなります。

Firebase コンソールで Predictions カード上のスライダーを調整することで、ターゲットの精度とターゲットとするユーザーのパーセンテージに関する各リスク プロファイルの影響をプレビューできます。

Remote Config で予測を使用する

Remote Config では自動的に Predictions を利用できます。

予測に基づいて予想グループ ユーザーのアプリの動作や外観を変更する方法は、アプリでの Remote Config の使用方法によって異なります。以下では、Remote Config で 1 つ以上の予測を使用する方法について、2 つの例を説明します。1 つはゲームアプリ、もう 1 つはゲーム以外のアプリの例です。

  • 仮想通貨(アドベンチャー ゲームのゴールドピースなど)を使用するゲームアプリの場合、最新の spend_virtual_currency アナリティクス イベントから仮想通貨を使用するユーザーを予測し、ゲーム内の仮想通貨の値段を下げることができます。仮想通貨はこのアプリの収益に影響しないため、リスク許容度を高に設定しても問題ありません。
  • ソーシャル機能(SMS やソーシャル メディアを使用してニュースアプリの情報を共有するなど)を含むゲーム以外のアプリの場合、最新の share アナリティクス イベントからアプリ コンテンツを共有するユーザーを予測し、より目立つように共有用の UI を変更できます。このような変更を行っても、アプリ コンテンツの共有予測が外れたユーザーに悪影響を与える可能性はないため、リスク許容度を高に設定しても問題ありません。

Remote Config に予測を追加する方法については、Remote Config で予測を使用するをご覧ください。

リスク許容度の詳細については、予測リスク許容度を参照してください。

Notifications Composer で予測を使用する

Predictions は自動的に Notifications Composer のターゲット設定に使用できます。

以下では、Notifications Composer で 1 つ以上の予測を使用する方法について、2 つの例を説明します。1 つはゲームアプリ、もう 1 つはゲーム以外のアプリの例です。

  • 仮想通貨(アドベンチャー ゲームのゴールドピースなど)を使用するゲームアプリの場合、最新の spend_virtual_currency アナリティクス イベントから仮想通貨を使用するユーザーを予測し、ゲームのアイテムを宣伝する通知メッセージを送信できます。仮想通貨を使用しているユーザーはこのアプリに慣れているため、この状況ではリスク許容度を低に設定して、関心の低いユーザーを避ける必要があります。
  • ソーシャル機能(SMS やソーシャル メディアを使用したニュースアプリの情報の共有など)を含むゲーム以外のアプリの場合、最新の share アナリティクス イベントからアプリ コンテンツを共有するユーザーを予測し、該当するユーザーに通知メッセージを送信できます。ニュース記事を共有するユーザーは、最新ニュースをいち早く入手したいユーザーである可能性が高く、このような変更を行っても悪影響を与えることはありません。そのため、この状況ではリスク許容度を高に設定しても問題ありません。

グループに通知を送信すると、送信時にグループに所属しているユーザーだけに通知が送信されます。通知を送信した後にグループに参加したユーザーは、再度送信するまで通知を受け取りません。

Notifications Composer に予測を追加する方法については、Notifications Composer で予測を使用するをご覧ください。

リスク許容度の詳細については、予測リスク許容度をご覧ください。

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