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Qtonz の事例: Firebase を使用して広告収入を 4 倍向上させ、エンゲージメントを増加
Qtonz のスクリーンショット

はじめに

創業以来、Qtonz Infosoft pvt. ltd. は、インド語ユーザーがコンテンツを容易に作成できるよう尽力しています。その証として、同社は 2019 年にテンプレートから短い動画を作成するアプリ、MBit Music をリリースしました。ダウンロード数が 1,000 万件を超える MBit は、たちまちインドで最も人気のある動画作成アプリの一つになり、現在では Google Play ストアの同カテゴリでトップ 10 アプリにランクインしています。


課題

MBit の人気にもかかわらず、Qtonz のチームは、ユーザーの維持とアプリの効果的な収益化に苦心していました。グローバル企業および自国企業との競争やインドユーザーの期待の変化により、ユーザーを長期間つなぎとめることは困難になっていました。さらに、ユーザーがアプリ内コンテンツに課金する傾向が低い状況を受けて、同社は広告収入とは別にアプリ内購入やサブスクリプションなどの収益化モデルを確立しようと努力していました。

収益を向上させるため、Qtonz は広告戦略を最適化する機会を探り始めました。Firebase と AdMob のデータを検討した結果、セッションの約半数は収益を生み出しておらず、1 日のアクティブ ユーザー数(DAU)に対する広告表示回数の全体的な比率が想定値を下回っていることが判明しました。また、ユーザーはアプリの大部分を探索していないこともわかりました。

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解決方法

同社のチームは、「1 つですべてを賄おうとする画一的なアプローチに代わり、ユーザー ジャーニーのさまざまな段階に合わせてカスタマイズされた広告エクスペリエンスを提供するというアプローチにすることで収益を増やせる」という仮説を立てました。これを検証するため、Qtonz は Google アナリティクス を使用してユーザーを新規ユーザー、リピート ユーザー、パワーユーザーなどのコホートにセグメント化しました。次に、Firebase Remote Config を使用して広告の頻度やプレースメントをユーザー コホートごとに動的に制御および調整し、さらに Firebase A/B Testing を使用してこれらの変更がユーザー エンゲージメントとユーザー維持率に及ぼす影響を確かめました。

たとえば、アプリを使用し始めた初日にユーザーに提示する広告の数を減らし、ユーザーが主要なアプリ内ユーザー行動を完了した後にのみ広告が表示されるようにプレースメントを変更して、押し付けがましさを軽減しました。セッション継続時間の長いユーザーについては、広告の表示回数を 1 日あたり 2 回から 3~4 回に増やしました。また、より多くのユーザーにアプリ内を探索してもらうために、Firebase Remote Config を使用して、アプリを再公開することなく、新しい機能を紹介するマストヘッドをアプリ内に追加しました。それと同時に、1 日のエンゲージメント時間、DAU / MAU、1 日および 1 週間のユーザー維持率といった主要な製品の指標をコホートごとにモニタリングし、実施した変更がユーザー エクスペリエンスに悪影響を及ぼしていないことを確認しました。

さまざまな広告フォーマットと頻度の組み合わせを試すことで、Qtonz は 1 日のアクティブ ユーザーあたりの平均収益(ARPDAU)を 190% 向上させました。また、Firebase の力と AdMob から得られた収益化に関する分析情報を活用して広告エクスペリエンスを迅速かつ簡単にパーソナライズし、ユーザー エンゲージメントと最終的な収益の両方を高めることができました。


結果

広告収入が 4 倍増加

1 日のアクティブ ユーザーあたりの平均収益(ARPDAU)が 190% 向上

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「アプリの適切な収益化戦略を見出そうと苦労していたとき、Firebase は機会のありかを示してくれただけでなく、広告戦略を自信を持って最適化するために必要なツールも与えてくれました。」

- Qtonz Infosoft Pvt. Ltd 社創業者兼 CEO、Piyush Kasundra 氏