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Onefootball の事例: 機能をリリース前にテストすることでユーザーのセッションを 5% 増加

はじめに

Onefootball は有名なモバイル サッカーアプリです。ベルリンを本拠とする同社は、iOS および Android デバイスを使用する世界中の 500 万人のサッカーファンと、デスクトップを使用している数百万のユーザーの情熱に火をつけています。Onefootball が提供しているカスタムアプリ コンテンツは、試合経過などの生データ、ツイートなどのユーザー作成コンテンツ(UGC)、編集室やブロガーが作成するコンテンツの 3 種類に分けられます。


課題

Onefootball がテストした機能の一つに、アプリのニュース ストリームで配信されるトップニュース セクションがありました。同社はこの機能をリリースする前に、エンゲージメント強化策としてスクロールせずに見える範囲にニュース コンテンツを集めることが意図せず収益低下を招く可能性がないかどうかを判断したいと考えました。具体的には、同社が危惧していたのは、ユーザーが読みたいニュースを見るだけでアプリの使用をやめてしまい、それ以上先にスクロールしないのではないかという点でした。そうであれば、同社のビジネスに欠かせないデジタル広告からの収益が減少します。

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解決方法

Onefootball は、まずトップニュース機能によってエンゲージメント(ユーザーあたり記事の閲覧数で測定)が向上するかどうかをテストし、その答えがイエスであった場合にこの機能をどのようなデザインにすればよいかを知りたいと考えました。デザインとして優れているのはコンテンツ豊富な UI でしょうか、あるいは文字が少なくてビジュアルの多い UI でしょうか。UI のテストには次の 3 つのグループを使用しました。対照群にはトップニュース セクションは提示しませんでした。バリエーション A には、トップニュースとチーム固有のセクションに加え、より興味を引くために各ニュース項目のビジュアルも豊富に提示しました。バリエーション B には、トップニュースとチーム固有のセクションのみを提示しました。

Remote Config と Firebase 向け Google アナリティクスを使用して分析した結果、エンゲージメント強化策を実装しても収益は損なわれないこと、バリエーション B のすっきりした UI が最も効果的であることが証明されました。Onefootball で製品担当責任者を務める Maxime Blanc-Strauss 氏は次のように言っています。「Remote Config は当社にとって不可欠です。これなくして、本当に有意義な結論は得られません。」テストに要した期間はわずか 7 日でした。今では、トップニュース セクションを見るアプリユーザーは以前よりも多くのニュースを読むようになっています。

Blanc-Strauss 氏は次のように言っています。「最初に Firebase でテストしたおかげで適切な決断を下すことができ、結果的にユーザーの 1 日のエンゲージメントが 5% 増加しました。」さらに、ユーザー 1 人あたりの記事閲覧数も 6% 増加しました。これらはどの競合他社と比較しても優れたスコアです。


結果

ユーザーあたりのセッションが 5% 増加

ユーザーあたりの読まれた記事数が 6% 増加

高品質なコンテンツの消費が 16% 増加

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「最初に Firebase でテストしたおかげで適切な決断を下すことができ、結果的にユーザーの 1 日のエンゲージメントが 5% 増加しました。」

- Onefootball 社製品担当責任者 Maxime Blanc-Strauss 氏