Vinwap は Firebase A/B Testing と Remote Config を使用して広告収入を 30% 増やした
はじめに
インディー デベロッパー Vinwap は、ユーザーが「ライブ」壁紙を使用して Android デバイスをパーソナライズするのを支援します。Glitter Live Wallpaper Glitzy や 4D Parallax Wallpaper などのアプリ向けのジャイロスコープ センサー、視差背景、環境に合った色などを特徴としています。
課題
Vinwap のほとんどのアプリは無料でダウンロードされ、Vinwap は AdMob を使用してプロダクトを収益化しています。Vinwap は、バナー広告の使用を拡大することで収益を上げようと考えていましたが、広告が多すぎると広告疲労が原因でリテンションが大幅に下がるのではないかと懸念していました。 彼らには、既存のユーザーを遠ざけることなく、広告を増やした場合の影響をテストする方法が必要でした。
解決方法
Vinwap は、Firebase Remote Config を使用して、ユーザーを 2 つの等しいグループに分割しました。1 つのグループでは広告の表示場所の数が通常どおりで、もう 1 つのグループでは、壁紙エディタ画面を含むすべての画面に広告が表示されました。その後、チームは Firebase A/B Testing を使用して変化、特にユーザー維持率と収益金額を重点的に監視しました。
わずか 6 日後に結果が明らかになりました。広告が追加されたことで離れて行ったユーザー数は限定的でしたが、Vinwap の広告収入は約 30% 上昇しました。その後、チームはユーザーベース全体に新しい広告構成をロールアウトしました。「Firebase は、さまざまなアプリにわたる新機能の収益化戦略と実装の微調整を試みていた当社にとって中心的な役割を果たしました。A/B Testing は新たな変化を取り込む際の主力の分析ツールとなり、推測が完全に排除されました」と Vinwap の設立者である Wojciech Stefanski 氏は語っています。
結果
AdMob の収益が 30% 増加し、リテンションの大幅な減少はみられませんでした
「Firebase は、さまざまなアプリにわたる新機能の収益化戦略と実装の微調整を試みていた当社にとって最優先事項でした。A/B Testing は新たな変化を取り込む際の主要な分析ツールとなり、これによって推測が完全に排除されました。」
- Vinwap の設立者である Wojciech Stefanski 氏