Vertex AI in Firebase の一般提供版を使用するように移行する


Vertex AI in Firebase は 2024 年 10 月 21 日に一般提供(GA)を開始しました。

移行に必要な変更の大まかなリストは次のとおりです。

Firebase プロジェクトで新しい必須 API を有効にする(すべてのユーザーに必須)

Firebase プロジェクトで Vertex AI in Firebase API を有効にして、Firebase API キーの許可リストに追加する必要があります。これは、Vertex AI in Firebase の一般提供版を使用する際に必要な新しい API です。

  1. Firebase コンソールで、[Gemini でビルド] ページに移動します。

  2. [Vertex AI in Firebase] カードで [使ってみる] をクリックして、この API を有効にして Firebase API キーの許可リストに追加するワークフローを開始します。

  3. コンソールで残りのワークフローをスキップできます。

ライブラリの一般提供版に更新する(全ユーザー必須)

その他の変更(使用する機能に応じて必要)

SDK の一般提供版には、いくつかの変更が実装されています。次のリストを参照して、アプリで GA バージョンの SDK の使用に対応するためにコードに変更を加える必要がないかどうかを確認します。

  • 関数呼び出し
    一般提供前にこの機能を実装した場合は、スキーマの定義方法を更新する必要があります。関数宣言の作成方法については、更新された関数呼び出しガイドをご覧ください。

  • responseSchema を使用して構造化出力(JSON など)を生成する
    一般提供前にこの機能を実装した場合は、スキーマの定義方法を更新する必要があります。JSON スキーマの作成方法については、新しい構造化出力ガイドをご覧ください。

  • タイムアウト

    • リクエストのデフォルトのタイムアウトを 180 秒に変更しました。