Crashlytics ダッシュボードで問題をクリックすると、詳細なイベント レポートが表示されます。
これらのレポートをカスタマイズすると、アプリの動作や、Crashlytics に報告されるイベントに関する状況を詳細に把握できるようになります。
カスタムキーをログに記録する
カスタムキーを使用して、クラッシュにつながったアプリの特定の状態を把握できます。任意の Key-Value ペアをクラッシュ レポートに関連付けてから、Firebase コンソールでカスタムキーを使用してクラッシュ レポートを検索、フィルタできます。
カスタムキーのログに記録する手順については、以下をご覧ください。 iOS+ Android Flutter Unity
カスタムログ メッセージをログに記録する
クラッシュにつながったイベントのコンテキストをさらに詳細に把握するには、Crashlytics カスタムログをアプリに追加します。Crashlytics は、ログをクラッシュ データに関連付けて、Crashlytics ダッシュボードに表示します。
カスタム ログ メッセージをログに記録する手順については、以下をご覧ください。 iOS+ Android Flutter Unity
ユーザー ID をログに記録する
問題を診断する際には、多くの場合、特定のクラッシュがどのユーザーで発生したかを把握すると役立ちます。Crashlytics には、クラッシュ レポート内でユーザーを匿名で識別するための手段が用意されています。
ユーザー ID をログに記録する手順については、以下をご覧ください。 iOS+ Android Flutter Unity
例外を報告する
Crashlytics SDK では、アプリの致命的なイベント(クラッシュなど)を自動的に報告するだけでなく、致命的でない例外を致命的でないイベントとして報告することもできます。Flutter と Unity では、例外が予想される場合は、SDK で致命的でなイベントとして報告することもできます。
これらの致命的でないイベントはデバイスに記録され、次の致命的なイベント レポートとともに、またはエンドユーザーがアプリを再起動したときに送信されます。
例外をレポートする手順については、以下をご覧ください。 iOS+ Android Flutter Unity
パンくずリストのログを取得する
パンくずリストのログで、クラッシュ イベント、非致命的イベント、ANR イベントに至るまでにユーザーがアプリで行った操作を詳しく把握できます。これらのログは、問題の再現とデバッグを行う際に役立ちます。
パンくずリストのログを取得する手順については、以下をご覧ください。 iOS+ Android Flutter Unity
オプトイン レポートを有効にする
デフォルトでは、Crashlytics は自動的にアプリの全ユーザーを対象にクラッシュ レポートを収集します。送信するデータをユーザーが詳細に制御できるようにするには、オプトイン レポートを有効にします。これを行うには、自動レポートを無効にし、コード内で選択した場合のみデータを Crashlytics に送信するようにします。
オプトイン レポートを有効にする手順については、以下をご覧ください。 iOS+ Android Flutter Unity
GWP-ASan レポートを追加してメモリ破損の問題をデバッグする
Crashlytics では、GWP-ASan レポートを収集して、ネイティブ メモリエラーに起因するクラッシュをデバッグできます。このようなメモリ関連のエラーは、アプリのセキュリティの脆弱性の主な原因である、アプリ内のメモリ破損に関連している可能性があります。
GWP-ASan レポートを追加する手順については、以下をご覧ください。 Android NDK Unity