強制的にクラッシュさせて実装状況をテストする
強制的にテスト クラッシュを発生させるためのコードをアプリに追加します。
アプリの
MainActivity
で次のコードを使用するとアプリにボタンが追加され、このボタンを押すとクラッシュを発生させることができます。ボタンには「Test Crash」というラベルが付いています。Kotlin+KTX
val crashButton = Button(this) crashButton.text = "Test Crash" crashButton.setOnClickListener { throw RuntimeException("Test Crash") // Force a crash } addContentView(crashButton, ViewGroup.LayoutParams( ViewGroup.LayoutParams.MATCH_PARENT, ViewGroup.LayoutParams.WRAP_CONTENT))
Java
Button crashButton = new Button(this); crashButton.setText("Test Crash"); crashButton.setOnClickListener(new View.OnClickListener() { public void onClick(View view) { throw new RuntimeException("Test Crash"); // Force a crash } }); addContentView(crashButton, new ViewGroup.LayoutParams( ViewGroup.LayoutParams.MATCH_PARENT, ViewGroup.LayoutParams.WRAP_CONTENT));
アプリをビルドして実行します。
アプリの最初のクラッシュ レポートを送信するために、強制的にテスト クラッシュを発生させます。
テスト用のデバイスまたはエミュレータからアプリを開きます。
アプリ内で、上述のコードを使用して追加した [Test Crash] ボタンを押します。
アプリがクラッシュしたら再起動します。これにより、Firebase にクラッシュ レポートが送信されます。
Firebase コンソールの Crashlytics ダッシュボードに移動して、テスト クラッシュを確認します。
コンソールを更新し、5 分経過してもテスト クラッシュが表示されない場合は、デバッグ ロギングを有効にしてみてください(次のセクション)。
Crashlytics のデバッグ ロギングを有効にする
Crashlytics ダッシュボードにテスト クラッシュが表示されない場合は、Crashlytics のデバッグ ロギングが問題解決に役立ちます。
Crashlytics のデバッグ ロギングを有効にして表示します。
アプリを実行する前に、次の
adb
シェルフラグをDEBUG
に設定します。adb shell setprop log.tag.FirebaseCrashlytics DEBUG
次のコマンドを実行して、デバイスログのログを確認します。
adb logcat -s FirebaseCrashlytics
強制的にテスト クラッシュを発生させます。この方法については、このページの最初のセクションで説明しています。
logcat 出力で次のメッセージまたはコード
204
を探します。どちらも、アプリがクラッシュを Firebase に送信していることの確認になります。Crashlytics report upload complete
5 分経過してもこのログが表示されない場合、または Firebase コンソールの Crashlytics ダッシュボードにテスト クラッシュが表示されない場合は、Firebase サポートにお問い合わせください。その際に、詳細なトラブルシューティングに役立つログ出力のコピーをご提出ください。
次のステップ
- クラッシュ レポートの設定をカスタマイズするために、オプトイン レポート、ログ、キー、非致命的なエラーの追跡を追加する。