パーソナライズの用途の 1 つとして、広告のインプレッション収入を最適化するという目的があります。このユースケースでは、あるゲームを運営しているとします。そのゲームの中にはオプションのミニゲームがあり、ユーザーがそのミニゲームにアクセスするにはページ全体に表示される広告を見る必要があります。このミニゲームの体験をユーザーごとに最適化し、ユーザー エンゲージメントに影響を与えずに広告収入を最大化したいと考えています。
以下はそれを実現する方法の一例です。
ゲーム内で、使用する広告プロバイダに固有の
ad_impressionイベントについて、カスタム イベント ロギングを実装します。このイベントにはcurrencyパラメータとvalueパラメータを含めるようにし、value パラメータで収入が報告されるようにします。広告収入を測定するでは、AdMob を使用して ad_impression イベントを自動的にロギングする方法を説明しています。また、AppLovin、ironSource などの他の広告配信プラットフォームを利用する実装例もいくつか紹介しています。
使用する Remote Config パラメータと代替値を決定し、ゲーム内のロジックでそれらの値を処理できるようにします。
この例では、Remote Config パラメータをフィーチャー トグルとして実装し、このトグルによって複数の異なるミニゲームを有効にします。
Firebase コンソールで、[DevOps & Engagement] > [Remote Config] に移動します。
[パラメータを追加] をクリックします。
Remote Config パラメータに
minigameという名前を付け、デフォルト値としてno_gameを指定します。
次に、[新たに追加] をクリックし、[パーソナライズ] を選択して、パーソナライズを追加します。
最大 5 つの代替値を追加し、[次へ] をクリックします。
このミニゲームの例では、
tictactoe、word_scramble、raceを使用します。
次に、目標を選択します。収入値を含む広告インプレッション イベントをロギングすることになるため、[広告のインプレッション] を目標として選択し、[合計] を選択します。集計するパラメータとして [値] を選択し、追加の追跡指標として [ユーザー エンゲージメント時間] を選択します。これにより、パーソナライズの結果の中でユーザー エンゲージメント時間の比較結果を参照できるようになります。
もし関心があれば、カスタム指標としてもう 1 つのイベントを選択することもできます。
[次へ] をクリックして、ターゲット条件を選択します。広告インプレッション収入の集計値に基づいて最適化を行うため、イベントの収入値が 1 つの通貨に換算されていない場合は、ユーザーの地域に基づく条件を作成して、整合性を向上させることができます。
[次へ] をクリックしてパーソナライズに名前を付け、[保存] をクリックします。
[変更を公開] をクリックしてパーソナライズを開始します。ユーザーは(Remote Config のフェッチ間隔に応じて)数時間以内にパーソナライズされたパラメータ値を受け取るようになります。1 人のユーザーに 1 つの値を適用する時間(固定ウィンドウ)は 24 時間であるため、継続的に学習と改善を行って各ユーザーに最適なエクスペリエンスを提供できるようにするには、パーソナライズを 14 日間(または永続的に)続けることをおすすめします。
[Remote Config ページ] でパラメータのターゲティング条件をクリックすると、パーソナライズのパフォーマンスを確認できます。
これでパーソナライズの作成方法を学びました。次は、他のユースケースや、実装に使用できるオプションについて説明します。