イベントのログを記録する

イベントは、ユーザーの操作、システム イベント、エラーなど、アプリで起こっていることを把握するのに役立ちます。

アナリティクスは、一部のイベントに関するログを自動で記録します。受信するためのコードを記述する必要はありません。それ以外のデータをアプリで収集する必要がある場合は、最大 500 種類までのアナリティクス イベントをログに記録できます。アプリで記録できるログの量に制限はありません。

準備

初めてアプリにアナリティクスを追加する場合は、次の手順を行います。

Firebase コンソールでアプリを接続する

  1. Firebase SDK をインストールします
  2. Firebase コンソールでアプリを Firebase プロジェクトに追加します。

アプリにアナリティクスを追加する

  1. podfile に Firebase の依存関係を追加します。
    pod 'Firebase/Core'
  2. pod install を実行して、作成された .xcworkspace ファイルを開きます。
  3. Firebase モジュールを UIApplicationDelegate サブクラスにインポートします。

    Swift

    import Firebase
    

    Objective-C

    @import Firebase;
    
  4. FIRApp 共有インスタンスを設定します。通常はアプリケーションの application:didFinishLaunchingWithOptions: メソッドを使用します。

    Swift

    // Use Firebase library to configure APIs
    FirebaseApp.configure()
    

    Objective-C

    // Use Firebase library to configure APIs
    [FIRApp configure];
    

イベントのログを記録する

FirebaseApp インスタンスを設定すると、logEventWithName() メソッドを使ってイベントを記録できるようになります。

アナリティクス SDK には、小売、e コマース、旅行、ゲームなどといったさまざまな種類のアプリでよく使われるイベントが推奨イベントとして多数定義されており、すぐに使うことができます。こうしたイベントの詳細と使い方については、Firebase ヘルプセンターのイベントとプロパティをご覧ください。

実装について詳しくは、次の各ファイルを参照してください。

  • 推奨イベント: FIREventNames.h のヘッダー ファイル。
  • 既定のパラメータ: FIRParameterNames.h のヘッダー ファイル。

次の例は、推奨イベントの kFIRSelectContent を記録する方法を示したものです。

Swift

Analytics.logEvent(AnalyticsEventSelectContent, parameters: [
  AnalyticsParameterItemID: "id-\(title!)" as NSObject,
  AnalyticsParameterItemName: title! as NSObject,
  AnalyticsParameterContentType: "cont" as NSObject
  ])

Objective-C

[FIRAnalytics logEventWithName:kFIREventSelectContent
                    parameters:@{
                                 kFIRParameterItemID:[NSString stringWithFormat:@"id-%@", self.title],
                                 kFIRParameterItemName:self.title,
                                 kFIRParameterContentType:@"image"
                                 }];

既定のパラメータの他にも、あらゆるイベントに次のパラメータを追加できます。

  • カスタム パラメータ: カスタム パラメータはアナリティクス レポートには記載されませんが、ユーザーリストの定義でフィルタとして使用でき、あらゆるレポートに適用できます。アプリが BigQuery プロジェクトとリンクされている場合、カスタム パラメータは BigQuery にエクスポートされるデータにも含まれます。

  • kFIRParameterValue パラメータ: kFIRParameterValue はイベントに関連する主要な指標を蓄積するのに役立つ汎用パラメータです。そのような指標には、収益、距離、時間、得点などがあります。

推奨されるイベントの種類では収集できないデータをアプリで収集したい場合は、次の例で示すように独自のカスタム イベントを記録することができます。

Swift

Analytics.logEvent("share_image", parameters: [
  "name": name as NSObject,
  "full_text": text as NSObject
  ])

Objective-C

 [FIRAnalytics logEventWithName:@"share_image"
                    parameters:@{
                                 @"name": name,
                                 @"full_text": text
                                 }];

Xcode デバッグ コンソールでイベントを表示する

詳細ログを有効にして SDK によるイベントのログ記録を監視し、イベントが正しく記録されているかどうかを確認することができます。対象となるのは、自動で記録されるイベントと手動で記録されるイベントの両方です。

詳細ログを有効にするには、次のようにします。

  1. Xcode で [Product]、[Scheme]、[Edit scheme] の順に選択します。
  2. 左側のメニューから [Run] を選択します。
  3. [Arguments] タブをクリックします。
  4. [Arguments Passed On Launch] セクションで -FIRAnalyticsDebugEnabled を追加します。

以後、アプリを実行すると Xcode のデバッグ コンソールにイベントが表示され、イベントが送信されているかどうかを即座に確認することができます。

ダッシュボードでイベントを表示する

Firebase コンソールのダッシュボードでは、アナリティクス イベントに関する集約された統計情報を表示することができます。これらのダッシュボードは、一日を通して定期的に更新されます。即座にテストを行いたい場合は、前のセクションで説明したデバッグ コンソールの出力を使用してください。

Firebase コンソールでこのデータにアクセスするには、次のように操作します。

  1. Firebase コンソールでプロジェクトを開きます。
  2. メニューで [Analytics] を選択し、アナリティクスのレポート ダッシュボードを表示します。

[イベント] タブには、アプリによって記録された各種アナリティクス イベントそれぞれについて自動的に作成されたイベント レポートが表示されます。アナリティクスのレポート ダッシュボードについて詳しくは、Firebase ヘルプセンターをご覧ください。

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