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Firebase Crash Reporting から Firebase Crashlytics にアップグレードする

Crashlytics は Firebase の新しい主要なクラッシュ レポート機能です。アプリで Firebase Crash Reporting を使用している場合、これまでとほぼ同じセットアップ プロセスで Crashlytics の拡張されたクラッシュ レポート機能を利用できます。そのためアップグレードは次のように簡単なものになっています。

  1. プロジェクトの依存関係を更新します。
  2. ログ呼び出しがある場合は、それらを移行します。
  3. 手動初期化を使用している場合は、それを設定します。

プロジェクトの依存関係を更新する

Firebase Crashlytics 用にアプリの依存関係を更新するには、Crashlytics のポッドファイルとビルドフェーズ スクリプトを入れ替えます。

  1. プロジェクトの Podfile を開きます。
  2. Firebase Crash Reporting ポッド pod 'Firebase/Crash' を Firebase Core ポッドと Crashlytics ポッドで置き換えます。
    pod 'Firebase/Analytics'
    pod 'Fabric', '~> 1.10.2'
    pod 'Crashlytics', '~> 3.13.4'
  3. ターミナルで、プロジェクト ディレクトリに移動し、ポッドをインストールします。
    pod install
  4. Firebase Crash Reporting ビルドフェーズ "${PODS_ROOT}"/FirebaseCrash/upload-sym を Crashlytics ビルドフェーズで置き換えます。
    "${PODS_ROOT}/Fabric/run"

ログを移行する

Firebase Crash Reporting カスタムログを使用している場合は、Firebase Crashlytics のカスタムログも更新する必要があります。

Firebase Crash Reporting Firebase Crashlytics
Objective-C Swift Objective-C & Swift
FIRCrashLog CLSLog
FIRCrashLogv CLSLogv
FIRCrashMessage FirebaseCrashMessage CLSLog
FIRCrashNSLog CLSNSLog
FIRCrashNSLogv FirebaseCrashNSLogv CLSNSLogv

手動初期化を設定する

Firebase Crash Reporting と同様に、Firebase Crashlytics SDK をアプリに追加するとすぐに Crashlytics が自動的に初期化されます。レポートを手動で初期化する場合、Crashlytics にはそのための手段もあります。

  1. Info.plist ファイルの新しいキーを使用して自動収集を無効にします。
    • キー: firebase_crashlytics_collection_enabled
    • 値: false
  2. Crash Reporting の初期化呼び出しを Crashlytics の初期化呼び出しで置き換えます。
    Objective-C
    /* Delete Crash Reporting:
    [FIRCrash crashCollectionEnabled:YES];
    
       Add Crashlytics: */
    [Fabric with:@[[Crashlytics class]]];
    Swift
    /* Delete Crash Reporting:
    Crash.sharedInstance().isCrashCollectionEnabled = true
    
       Add Crashlytics: */
    Fabric.with([Crashlytics.self])