前提条件
firebase_core
をインストールし、初期化コードをアプリに追加します(まだ行っていない場合)。- Firebase コンソールでアプリを Firebase プロジェクトに追加します。
データベースを作成する
Firebase コンソールの [Realtime Database] セクションに移動します。既存の Firebase プロジェクトを選択するよう求められます。データベース作成ワークフローに従います。
セキュリティ ルールの開始モードを選択します。
テストモード
モバイルおよびウェブ クライアント ライブラリを使用する場合に適していますが、すべてのユーザーがデータを読み取り、上書きできます。テストが終わったら、Firebase Realtime Database ルールについてを確認してください。
開始するには、テストモードを選択します。
ロックモード
モバイルおよびウェブ クライアントからのすべての読み書きを拒否します。認証されたアプリケーション サーバーは引き続きデータベースにアクセスできます。
データベースのリージョンを選択します。選択したリージョンに応じて、データベースの名前空間は
<databaseName>.firebaseio.com
または<databaseName>.<region>.firebasedatabase.app
という形式になります。詳しくは、プロジェクトのロケーションを選択するをご覧ください。[完了] をクリックします。
Realtime Database を有効にすると、Cloud API Manager で API も有効になります。
アプリに Firebase Realtime Database を追加する
Flutter プロジェクトのルートから、次のコマンドを実行してプラグインをインストールします。
flutter pub add firebase_database
完了したら、Flutter アプリケーションを再ビルドします。
flutter run
データベース ルールを構成する
Realtime Database には宣言型のルール言語が用意されているため、データの構造化方法、インデックスの作成方法、データの書き込みと読み取りのタイミングを定義できます。
Firebase Realtime Database パッケージを初期化する
プロジェクト内で Realtime Database パッケージの使用を開始するには、プロジェクト ファイルの先頭でインポートします。
import 'package:firebase_database/firebase_database.dart';
デフォルトの Database インスタンスを使用するには、FirebaseDatabase
で instance
ゲッターを呼び出します。
FirebaseDatabase database = FirebaseDatabase.instance;
セカンダリ Firebase アプリで使用する場合は、静的な instanceFor
メソッドを使用します。
FirebaseApp secondaryApp = Firebase.app('SecondaryApp');
FirebaseDatabase database = FirebaseDatabase.instanceFor(app: secondaryApp);
同じプロジェクトで別の RTDB インスタンスを使用する場合は、静的な instanceFor
メソッドを使用して databaseUrl
でインスタンスを渡すことができます。
final firebaseApp = Firebase.app();
final rtdb = FirebaseDatabase.instanceFor(app: firebaseApp, databaseURL: 'https://your-realtime-database-url.firebaseio.com/');
次のステップ
Realtime Database でのデータの構造化を学習する