Cloud Storage for Unity のエラーを処理する

アプリをビルドする際、思いどおりにいかなかったり、エラーが発生したりすることがあります。

理由が不明な場合は、返されたエラーをチェックして、エラー メッセージの内容を確認します。

エラー メッセージをチェックし、Cloud Storage Security Rules で操作を許可した後でもエラーを解決できない場合は、サポートページにアクセスしてお問い合わせください。

エラー メッセージを処理する

エラーが発生する理由として、ファイルが存在しない、目的のファイルのアクセス権がユーザーにない、ユーザーがファイルのアップロードをキャンセルしたなど、たくさんの理由が考えられます。

問題を適切に診断してエラーを処理するには、クライアントで発生するすべての Firebase.Storage.StorageException エラーとその発生理由について説明した、以下の全一覧をご覧ください。

名前 理由
ErrorUnknown 不明なエラーが発生しました。
ErrorObjectNotFound 特定の参照にオブジェクトが存在しません。
ErrorBucketNotFound Cloud Storage 用のバケットが構成されていません。
ErrorProjectNotFound Cloud Storage 用のプロジェクトが構成されていません。
ErrorQuotaExceeded Cloud Storage バケットの割り当てを超えました。Spark 料金プランをご利用の場合は、従量課金制の Blaze 料金プランへのアップグレードを検討してください。すでに Blaze 料金プランをご利用の場合は、Firebase サポートまでお問い合わせください。

重要: 2025 年 10 月 1 日より、デフォルト バケットでも Cloud Storage を使用するには、Blaze 料金プランが必要になります
ErrorNotAuthenticated 認証されていないユーザーです。認証してから、もう一度お試しください。
ErrorNotAuthorized 要求された操作を行う権限がユーザーにありません。ルールが正しいことをご確認ください。
ErrorRetryLimitExceeded 操作(アップロード、ダウンロード、削除など)の最大時間制限を超えました。もう一度アップロードしてみてください。
ErrorInvalidChecksum クライアント上のファイルが、サーバーで受信されたファイルのチェックサムと一致しません。もう一度アップロードしてみてください。
ErrorCanceled ユーザーがオペレーションをキャンセルしました。