アプリをビルドする際、思いどおりにいかなかったり、エラーが発生したりすることがあります。
理由がわからないときは、エラーハンドラ(または Promises の catch()
関数)をチェックしてエラー メッセージの内容を確認します。
エラー メッセージをチェックし、Cloud Storage Security Rules で操作を許可した後でもエラーを解決できない場合は、サポートページにアクセスしてお問い合わせください。
エラー メッセージを処理する
エラーが発生する理由として、ファイルが存在しない、目的のファイルのアクセス権がユーザーにない、ユーザーがファイルのアップロードをキャンセルしたなど、たくさんの理由が考えられます。
問題を適切に診断してエラーを処理するには、クライアントで発生するすべてのエラーとその発生理由について説明した以下の全一覧をご覧ください。
コード | 理由 |
---|---|
storage/unknown |
不明なエラーが発生しました。 |
storage/object-not-found |
特定の参照にオブジェクトが存在しません。 |
storage/bucket-not-found |
Cloud Storage 用のバケットが構成されてない |
storage/project-not-found |
Cloud Storage 用のプロジェクトが構成されていない |
storage/quota-exceeded |
Cloud Storage バケットの割り当てを超えました。Spark 料金プランを使用している場合は、従量課金制の Blaze 料金プランへのアップグレードを検討してください。すでに Blaze 料金プランをご利用の場合は、Firebase サポートまでお問い合わせください。 重要: |
storage/unauthenticated |
承認されていないユーザーです。認証してから、もう一度お試しください。 |
storage/unauthorized |
要求された操作を行う権限がユーザーにありません。セキュリティ ルールが正しいことをご確認ください。 |
storage/retry-limit-exceeded |
オペレーション(アップロード、ダウンロード、削除など)の最大時間制限超過しました。もう一度アップロードしてみてください。 |
storage/invalid-checksum |
クライアント上のファイルが、サーバーで受信されたファイルのチェックサムと一致しません。もう一度アップロードしてみてください。 |
storage/canceled |
ユーザーがオペレーションをキャンセルしました。 |
storage/invalid-event-name |
無効なイベント名が指定されました。`running` 、`progress` 、`pause` のいずれかにする必要があります。 |
storage/invalid-url |
無効な URL が refFromURL() に指定されました。gs://bucket/object または https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/bucket/o/object?token=<TOKEN> の形式で指定してください。 |
storage/invalid-argument |
put() に渡される引数は `File`、` Blob`、または `UInt8` 配列である必要があります。putString() に渡される引数は、raw、`Base64`、または `Base64URL` の文字列である必要があります。 |
storage/no-default-bucket |
構成ファイルの storageBucket プロパティにバケットが設定されていません。 |
storage/cannot-slice-blob |
一般的に、ローカル ファイルの変更時(削除、再保存など)に発生します。ファイルが変更されていないことを確認した後で、もう一度アップロードしてみてください。 |
storage/server-file-wrong-size |
クライアント上のファイルが、サーバーで受信されたファイルのサイズと一致しません。もう一度アップロードしてみてください。 |